ヒプノシスマイク、Diggy-MO’が楽曲提供ってマジ?

11月27日にヒプノシスマイクの新譜が発売された。収録されている中に「そうぎゃらんBAM」という楽曲があって、波羅夷空却(cv.葉山翔太)の曲らしいのだが。なんと、この楽曲が Diggy-MO’ から提供されたらしい。

ヒプノシスマイクについてほとんど知識がないんで、炎上しないといいなと願いながら書いてます。基本的にはSOUL’d OUTの紹介です。

Diggy-MO’『ヒプノシスマイク』楽曲提供が異ジャンルファン間で話題沸騰、トレンド入りも!本人のコメントが到着

とりあえずググって出てきた記事を読んだ。

楽曲クレジットの発表に、SNSは反応。Diggy-MO’ファンからは
「日本のラップ界最強格来ちゃった」
「すげぇ……!」
「これは買わなくっちゃ…!!!」
「待ってたぜ、Diggy…」
などの声が上がっていた

「ラップ界最強格」かどうかはひとまず置いておくことにします。
ラップの上手さをどう定義するかで戦争になり得るからです。大げさに言いました。

SOUL’d OUT

Diggy-MO’(ディギー・モー)に対する反応が大きいことついては「だよな、オレも沸いた」という感想なんだが、実際、反応している人の多くはSOUL’d OUTファンだと思う。Diggy-MO’から入りましたって人はだいぶコアなんじゃないかな。今頃うれし涙だよね。

ということで、SOUL’d OUTごと紹介する。

Diggy-MO’の所属するクルーSOUL’d OUT

SOUL’d OUTとは、Diggy-MO’が所属しているヒップホップグループ。Diggy-MO’の他にBro.Hi(ブローハイ、ブラザーハイ)というもう一人のラッパーとShinnosuke(シンノスケ)というトラックマスターがいる。トラックマスターは楽曲担当。

もちろんDiggy-MO’個人名義でも活動しているが、このSOUL’d OUT、一部からの支持がとにかく熱いという印象がある。インターネットの世界でもみんなにも愛されてるし、その辺も含めて知っておいて欲しい。というか知ってるかもう。

ちなみにSOUL’d OUTはすでに解散したグループです。

ヒップホップの世界では、「お前のはヒップホップじゃねえ、オレがリアルだ」って言い合いも多いし、本場では命がけだし、ゴリゴリのラッパーって怖いっすよね。いろんなストリームがあると思ってて、さっさと都会に出て金を稼ぎまくるラッパーとか、アンダーグラウンドを大事にしてる現場叩き上げなラッパーとか、悪に染まるラッパーとか、ストリートを仕切るラッパーとか。

だけど、SOUL’d OUTはそうじゃなかった。なんていうかどこの界隈にも属さず、自分の個性で闘ってた。派閥、派閥、SOUL’d OUT、派閥って感じ。

個人的な印象としては、ラップ界最強っていうか、強すぎる個性を貫いた孤高のクルーだと思ってる。どういう風に個性が強いのかっていうと、まあ結局のところDiggy-MO’の個性が強いんだが。『そうぎゃらんBAM』を聴いていもらえば分かる通りだ。

あれはめっちゃDiggy-MO’。言われなくてもすぐ分かる。

SOUL’d OUTのオススメ楽曲

TOKYO通信 ~Urbs Communication~

必修科目です。あっぷあっぷ言いましょう。

ウェカピポ

ウェカピポってのはwake up peopleのこと。

荒荒荒波立つ ここはURBANNITE ウェカピポ (テッテレー)
若若さの中 不確かな迷いとか ウェカピポ オッオー

めちゃくちゃ耳に残る。Diggy-MO’は天才。

1,000,000 MONSTERS ATTACK

アッ オゥ アッオゥ アッ オゥ
アッ アッ アッオゥ
アッ アッ アッ アッ アッ アッ
アォ アォゥワッ

どうやったらこんなリリックを思いつけるのか。あんたすげえよ。
とりあえずこの曲は

デベデイ デベデイ デベデベデイ

って言えると楽しくなってくると思う。言ってみよう。

個人的には得意技でシャガメ!も好き。

To All Tha Dreamers

この曲はアニメ焼きたて!!ジャぱんの主題歌だった。比較的おとなしめのリリック。でもこの曲は歌おうとするとサビがめっちゃ汚くなる。Diggy-MO’が歌うとマジでかっこいい。なんでだ。

SOUL’d OUTはお母さんかもしれない

初めて聴いた人はどんな感想を持ったんでしょうか。自分のSOUL’d OUTデビューのことは思い出せない。バンドやってた友達のお兄ちゃんに教えてもらってデベデイしてたなあ。

ダサッって思った場面もあるかもしれない。全然否定しない。もうなんていうの?千鳥・ノブに聞かせたら癖が強いしか言わなくなって故障しそう。それくらい癖が強い。ソロ曲もこんな調子でやらせてもらってます。

でもやっぱキャッチーだし。中毒性あるし。

中学生のときのオレはマジでかっこいいと思ってて、家でひたすら練習してカラオケで歌えるようになってました。これ意外と女ウケが良くて彼女もSOUL’d OUTにハマったりしてたんでオススメです。引かれても責任は取りません。僕の彼女が優しかったってことだ。

「中学生の時は」って言ったんだけど、ヒップホップを知るに連れてあんなんヒップホップじゃねーわだせえとか思っちゃったことがあるわけ。

お母さんにさ「ババア!」って言っちゃうことあるじゃないですか。嫌いじゃないんですよ、実際には嫌いじゃないんですけど言っちゃうとき。あるじゃないですか、そういう時期。お母さんと買い物してて同級生に合った時とか、母よりプライドを選ぶみたいな。は、別にマザコンじゃねーしってね。

でも大人になってみて母の偉大さに気づいちゃったりしてね。ああ、お母さんってすげえんだなって。思春期に恥ずかしいと思ってたことが恥ずかしく思えてきたり。親孝行を考えたときには、盆と正月であと何回親の顔を見れるんだろうって。

親孝行したいです。マザコンって言われても屁でもないです。ずっとお母さん大好きでした。あとSOUL’d OUT。

SOUL’d OUTはお腹を痛めてオレを産んでくれたりしてないが、感想は大体同じ。やっぱりかっこよかったよSOUL’d OUTは。Diggy-MO’はよ。ラストライブの魂のこもった「オーイエエー」をね、人々は聴くべき。DVD買ってほしい。良いからはやく。オレを熱くさせたあのラップが聴ける機会なんて滅多にないのだかr

と、そんな風に思ってるところに

「そうぎゃらんBAM」

ありがとうございます!!!!

ヒプノシスマイクってどうなんですか

冒頭にも書いたようにヒプノシスマイクのことはほとんど知らない。

Wikipedia情報ではヒプノシスマイクの他の楽曲も豪華な提供者がいた。ちらっと聴いた他の曲も想像以上にクオリティが高かった。ハマりそうだけどよくわからないんで誰か教えてください。ヒプマイいいよねーって言わせてください。

ヒップホップって日本だとやんちゃなイメージがあるけど、世界的にはもうちょっとメジャーだと思うんで、日本でも広まりつつあって嬉しいですね。やっときたか。フリースタイルダンジョンに始まり、一般に浸透してきて嬉しい。

だってよぉ、ヒップホップってかっこいいじゃん?

以上です。ありがとうございました。

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